東大生開発の努力家向けアプリ「yalkey」公式ブログ

【大学受験】高一の春にやるべきこと

 中学を卒業して新年度、「勉強を頑張りたい」「周りと差をつけたい」とやる気に満ち溢れている方は少なくないと思います。

 ただ、「どのように勉強すればいいのかわからない…。」という方も多いと思います。せっかくモチベーションが高まっている時期なので、なるべく有意義な学習にあてたいですよね。今回はそんな方向けに受験指導が豊富な(?)筆者による、高一の春の時点での学習の指針をご紹介したいと思います。

 結論を先に言うと【英語・数学を重点的に学習する】ことをお勧めします。

この記事を書いた人

<プロフィール>

  1. yalkey開発メンバー
  2. 東京大学理科Ⅰ類→東京大学大学院
  3. 元大手予備校チューター
あわせて読みたい
yalkeyの概要と登録方法【東大生が開発した努力家向けSNS】 こんにちは!yalkey管理人のRaizu(@raizu_yalkey)です! このページでは、ご新規さん向けに「yalkeyとは何か」について説明していきます! yalkey新規登録(無料) 【yalk...
目次

「英語が得意」は受験最大の武器!

 大学受験業界でよく言われますが、英語が得意科目というのはとても大きなアドバンテージになります。以下に2つの理由をお示しします。

理由1:英語は地道な努力による差がつきやすい

 他の科目と比べてみましょう。例えば現代文は、受験生は日本人が大多数なので、勉強していない人でも、ある程度点数はとれてしまいます。

 一方で英語は一部の留学生や帰国子女を除くと、基本的に第二言語として学ぶことになります。言語という性質上、一朝一夕で習得できるものではなく、コツコツと学んでいくことが非常に重要になります。その意味で英語は地道な努力による差がつきやすく、逆に苦手なままにしておくと受験シーズンに必ず足を引っ張ります

理由2:英語は受験で安定して点数を取りやすい

 数学や物理などの理系科目は、単元ごとに得意・不得意が出やすいため、受験する年によって得点のばらつきが出やすいです。

 一方で英語は、よっぽど親和性の高いテーマの長文などが出てきたりしない限り、得点のばらつきは比較的小さくなります。受験は全科目の総合得点を評価されるため、確実な得点源があるというのは大きなアドバンテージであり、精神的にも楽です。

 また、英語を早いうちに完成させることで、受験シーズンには進度の遅い理系科目に集中して学習することができます。というのも、理系科目を一通り授業で終えるのは高3の夏になることが多く(一部進学校を除く)、受験シーズンになった時に英語に費やす時間は少なければ少ないほど他の理系科目に集中して学習することができ、それが大きな伸びしろになるのです。

 実際に私がアルバイト時代に生徒の模試の得点を見ても、やはり英語ができている生徒の方が終盤の伸びは大きかったです。逆に英語が苦手な生徒で、受験直前に「いかに最短で英語の得点を伸ばすか」という相談を受けることは多かったです。これは受験あるあるですね。

学習のポイント:目標を定めて勉強しよう

 3年間やみくもに勉強するのではなく、直近で具体的な目標を定めてそれに向けて計画を立てて学習をすることをお勧めします。例えば高一のうちに英検2級、高二の夏までに共通テストで8割などなど。

 人間はゴールが近ければ近いほどモチベーションが高くなります。実現可能な小さな目標を立てていき、一つ一つこなしていくことが途中でだらけないコツです。

 小さな成功体験の積み重ねが大きな自信となります。千里の道も一歩から。進み続ければいつかはかならずたどり着きます。

数学はどんどん予習を進めよう

 数学は学校で習うより先に必ず一歩先の予習を徹底するのがおすすめです。よく言われますが「授業は一回目の復習にすべし」ということですね。

 予習の段階で自分が何を理解していて、何が理解できていないのかを予め把握することで、授業中は自分に必要な情報だけを重点的に聞くことができ、学習効果は倍増します。まずは配られたであろう教科書の基礎問題を解いてみるなどしましょう。

学習のポイント:高校からの数学は「計算」ではなく「論理」が重要

 今後の話になりますが、単元ごとの基礎問題は解けるけど、単元がごちゃ混ぜになった入試問題だと解けないという受験生が非常に多いです。これは受験生の多くが、公式・定理などを形式的に暗記しているためです。

 中学まではある程度公式の暗記で対応できたかもしれませんが、高校数学では覚えるべき公式の数も圧倒的に多くなるため、それでは通用しなくなります。教科書に出てくる定理や公式がどういう意味を持つのか、どういった文脈で使われるべきものかを意識しながら学習しましょう。

 また、間違った問題の復習の際も、単に解法を暗記するのではなく、なぜこの解法が適用できるのか、逆になぜ自身の解法ではだめなのか、きっちりと論理的に理由を説明できるようになれば、今後似た問題が出た時に対処しやすくなります。

まとめ

 今回述べたのはあくまで受験業界の一般論ですが、「いきなり勉強といっても何をしていいかわからない」という方はとりあえず言ったとおりにやってみてください。明らかに勉強のやり方が不適切である場合を除いて、大きな失敗はしないはずです。

 また、今回の記事含め、受験に役立つ情報はネットのいたるところに転がっていますが、重要なのは実際にやってみるということです。筆者は数多くの受験相談に乗った結果、結局のところ本人のモチベーションが一番重要であるという考えに至りました。

 やる気がある今のうちに、自分の性格なども踏まえた効率的な学習方法を確立するとよいと思います。その一環として、努力の記録や自己管理においてはyalkeyでも少しはお手伝いできるかもしれません(yalkeyは努力する人間の味方なので、今後もっと便利になるようにアップデートし続ける予定です)。筆者含め受験ではそれなりに努力した人間が運営しているので相談してもらえれば答えられる範囲でお答えしたいと思います。

ほかにも勉強する上での便利グッズや役立つ参考書などの情報も今後掲載していく予定なのでぜひお見逃しなく!
あわせて気になる情報がある方は、ご意見頂ければ記事にしたいと思いますので是非yalkeyなどでお問い合わせください。

↓yalkeyの新規登録はこちらから!

あわせて読みたい
yalkeyの概要と登録方法【東大生が開発した努力家向けSNS】 こんにちは!yalkey管理人のRaizu(@raizu_yalkey)です! このページでは、ご新規さん向けに「yalkeyとは何か」について説明していきます! yalkey新規登録(無料) 【yalk...
よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次